
子どもと保護者のためのアイデアを形にできる。それが何より嬉しい。2014年入社 / 保育士
MIO.K
- 前職
- 子ども英会話教室の講師
- 出身地
- 神奈川県
- 趣味
- 韓流ドラマ鑑賞
- 座右の銘
- 笑う門には福来る
前職は英会話教室で3年ほど講師をしていました。学生時代に英語サークルの活動で保育園の子どもたちに英語を教えていた経験があったこともあり、入社3年目には2~3歳児クラスを任されるようになったんですね。
そこで日々、子どもたちと接するうちに、英会話よりも子どもたちと向き合うこと自体が、どんどん面白くなっていって。「1時間の授業だけじゃなく、ずっと一緒に過ごしたらどんな成長が見られるんだろう」と、転職を考えるようになりました。
はい。講師の仕事をしながら、保育士の資格取得を目指して勉強しつつ、未経験でも働ける園を探し始めました。それと実は当時、収入アップのために英語講師と並行して歯科助手のアルバイトもしていたのですが、ダブルワークと勉強の両立が本当に大変で……。
「仕事は保育士一本に絞りたい」と思っていたので、転職先にはきちんと給与や待遇面が整っていることも重視していました。そうした中で、理想的だと思えたのがアイオルだったのです。
当社には、未経験者でもしっかり給与をもらいながら、保育補助の仕事を通して経験と知識を身につけてステップアップを目指せる「準社員制度」があります。福利厚生も十分整っていましたし、何より私の場合、「保育士を目指すにはスタートが遅かったかも」という不安があったので、実務経験を積むいいチャンスだと思いました。
実際、入社から約3年半は準社員として働き、その期間のうちに念願の保育士資格も得て、正社員になりました。頑張りを認めて応援してくださる職場なので、転職前にイメージしていたキャリアを実現できたのだと思いますし、その期待にしっかりと応えていきたいと思っています。
今は4歳児が7名、5歳児が13名の混合クラスの担任をしています。年間の保育計画を立てて、英語、リズム遊び、サッカーやプールなど、毎日さまざまな活動を行いながら、新卒で入社したばかりの先生のOJTもしつつ、一緒にクラス運営に取り組む日々です。
アイオルには、「生きていける力を育てる」という保育理念があります。その一環として、子どもたちが自分の好きなこと、得意なことを見つけることで夢や目標に向かって頑張る気持ちを育む「プチ・キャリア教育」というものに力を入れています。
特に年長さんは次の年に、小学校に入学しますので、その前段階としてまず好奇心を引き出してあげたいなと。そして、何かに夢中になる年長のお兄さん・お姉さんの姿から、年中さんたちも刺激を受けてもらえると、当園の理念が形になりますので、日々試行錯誤しています。
そうですね。当園はまだまだ新しい保育園なので、完成されたカリキュラムはありません。それに施設長は、保育士たちの「こんな活動を取り入れてみたい」といったアイデアを発信した場合、必要性が明確で子どもたちのためになるのであれば、ほとんどノーを出しません。
たとえば、私の場合「子どもたちの体の使い方が不器用だな」と感じたときに、施設長にカラーコーンや小さなタイヤの購入をお願いして、教室の中でのジグザグ走りやタイヤの間を通り抜ける遊びを取り入れたことがあります。また、英語学習についても「習うことよりも、まずは楽しむことを大事にするべきです」と提案して、一緒に見直しに取り組んだことがありました。そうした現場の意見を尊重してもらえることは、大きなやりがいになりますね。
子どもが「うーん」と考え込んでいる顔が大好きで(笑)。悩む表情って、目の前の遊びや活動に対して真剣に、純粋に、夢中になって取り組んでいる証だと思うんです。そうした時に、どんなアドバイスすればいいのかと責任感を感じますが、「うーん」を引き出せた時はやっぱり嬉しいし、私ももっと頑張ろうと思うんです。また、子どもなりに一生懸命考えて出した答えがそれぞれ違っていても、お互い理解し合えるように上手にコミュニケーションをとっていける手助けをしていきたいと思っています。
そうですね。昨年度は地域のお母さん・お父さん向けの支援イベント「子育てサロン」の企画も担当させてもらいました。新しい試みとして、在園の保護者の方々を招いたり、知り合いのバリスタさんをお招きしたり、あとは保護者の方々にエステティシャンの方がいらっしゃったので、協力をお願いしてハンドマッサージのイベントを行ったり。保護者同士がホッとリラックスしながら意見交換ができる場づくりに取り組みました。そこで参加者の方から、「他の保護者の方々と交流できて心が軽くなりました」といった声をいただいたときは、一生懸命やってよかったなと心から思えましたね。
最近は、勤務時間の合間をぬって、同じ地域の保育園を見学させてもらっています。情報収集を重ねて、一つひとつの保育につながりを持たせ、集団行動や体の使い方など子どもたちが身につけるべきものを自然と吸収できるような、中・長期的なカリキュラムのベースをつくっていきたい。それが今の目標です。
新しい物ごとを考えるのが好きな方や、自分なりのアイデアを形にしていきたい方には、きっと楽しい職場になると思います。「子どもたちのために、保護者の方々のために、こんなことができたら……」という想いがある方でしたら、実現するチャンスがたくさんあります。私もサポートしますので、ぜひ一緒に頑張っていきましょう。
休日の過ごし方 美味しいモノを求めて、色々なお店や“グルメフェス”へ行き、アレコレ食べ歩く。それが私にとっての一番のリフレッシュ方法です。